年長児講座

　筑波の入試ではペーパー、運動、口頭試問、絵画指示制作、行動観察等が出題されます。
　学習面では問題数が多いペーパーを、集中しスピードを意識して解いていかなければいけません。そのためには、過去出題された問題だけを行えばよいのではなく、どんな問題にも対応していける力を備えなければなりません。
　過去の入試分析を行っている講師が、押さえておくべき内容で指導してまいります。

《内容》　　　　
　・話の内容理解……やや長めのお話を聞いて行う
　・数の構成……折り紙を使って
　・回転図形
　・線対称
　・図形系列
　・点図形

　世田谷小学校の過去の出題傾向をもとに、今から意識していかなくてはならないことを押さえていく講座です。
　学習だけではなく、毎回、手先の課題・行動観察・指示運動・問題解決・口頭試問なども内容を変えて行っていきます。
　ペーペー対策は、聞く力を意識して話を聞きとり設問に答えられるようにします。入試ではペーパーの中で季節についても問われますので、季節についての他、常識問題、道徳的なことにも触れていきます。
　口頭試問は自信をもって臨めるように指導していきます。
　運動はリズムに合わせて行うことを中心に模倣体操をメリハリ良くできるように行います。

《内容》
　・話の聞き取り、話の内容理解
　・手先の巧緻性
　・運動
　・口頭試問　等

　ペーパーでは、過去出題されたものをもとにした課題に取り組みます。これから応用的な問題にも取り組めるよう、基礎部分をしっかりと確認し、難しい問題にもチャレンジできる自信を身につけてもらいます。
　「運動・指示行動」「口頭試問」については、お話を聞く姿勢、待つ態度も含めて指導し、１対１の口頭試問でも自信をもって受け答えができるよう指導いたします。
　出題される可能性の高い行動観察も行い、お友達と協力して目的を達成することを経験してもらいます。

《内容》
　・ペーパー
　・運動・指示行動
　・１対１での口頭試問
　・行動観察

　小金井小・大泉小の合格を目指し、受験準備を開始しましょう。
　この春の頑張りが、その後の大きな成長に繋がります。小金井・大泉の基本講座は、４回目になりますが、今まで学習した内容を含め、さらに一歩先のことにチャレンジする講座になります。

《内容》

・ペーパー（学力５領域）

（量・位置表象・数・図形・言語）＋常識（社会的・理科的）特に重要視されている「数・図形」「四方観察」の問題を、基本からしっかりトレーニングすることで、ゆるぎない自信をつけましょう。

・指示制作・手先の巧緻性

入試で問われる制作課題への対策として今回は、いろいろな紐、短冊を繋ぐ、結ぶ活動に挑戦してもらいます。

・運動、行動観察

立ち幅跳びを行います。順番を待つ姿勢、返事をきちんとすること、そして足を揃えて跳ぶことを練習していきます。

　昨年度お茶の水小は、なでしこ教室から２０名という過去最多の合格者数となりました。個別形式で考査が行われ「話を聞く力」「自分の考えを伝える力」が高いレベルで求められます。昨年度はこの講座に多くの方が継続的に受講され、それらの力を身につけたことが合格という結果につながりました。合格のポイントを掴んでいる講師の指導による「お話を聞いて考えを表現する」「指示を理解し、具体物を操作する」トレーニングを続けることで力をつけ、自信をもって対策を進められるようにしましょう。

《内容》

・お話づくり

絵カードからストーリーを考えることからタートしセリフや気持ち、その後の展開も考えながら取り組みます。

・てんびん

実際の天秤を使用し、つりあいの経験を積みます。

・数の分配

単純な分配作業だけでなく、どうしてそのようにしたか理由説明も行います。

・様子言葉

語彙を増やし、表現力をつけるトレーニングをします。

・口頭試問

自分の考えを自信をもって伝えられるよう指導します。

　入試では「読解力」を必要とされます。先生の指示を１回で聞き、理解するには集中して聞く姿勢が大切です。
　お話の内容理解の問題を設問に正しく答えられるよう指導してまいります。
　お話づくりは、時系列を意識してお話が作れるよう行い、自信を持って発表するよう進めていきます。
　口頭試問は１対１で行います。丁寧に受け答えができるよう取り組んでいきます。　

《内容》　
　・お話の内容理解
　・指示の聞き取り
　・お話づくり
　・口頭試問　等

　常識問題には「理科的常識」「社会的常識」「季節の理解」などがあります。
　国公立の入試で出題される「お話の内容理解」の中でも「どんな季節ですか？」と季節や社会的常識を問われています。また「問題解決」として「こんな時あなたならどうしますか？」という課題は、躾の部分も含まれているため、「学芸大学世田谷・大泉」「お茶の水附属小学校」などでも出題されています。常識問題をいろいろな形で押さえていく講座になります。

《内容》

・短いお話を聞いて

話の中に出てきたものからいつの季節かを推理する。

・季節

「冬」「春」に関する行事やお花・生き物のカードを使って季節の理解をビンゴゲームの形式で、遊びながら深める。

・「社会的常識」

1場面の絵を見て、「いけないことをしている子」を見つけ、「どうしていけないのか」自分の経験をもとに発表する。

・「理科的常識」

生き物の足跡やしっぽなどの違いを確認する。

※次回６月に「夏」「秋」を行います。

　入試で求められる指示通りに作り上げていくことを意識して作業を進めていき、簡単な作品完成から少し過程の長い作品を仕上げていきます。
　作り上げる順序を意識して制作を進めます。そのために必要な「先生の作るところを集中して見る」「周りを気にせずに集中して作る」ことを重視し、作品を作る過程で「折る」「セロハンテープでとめる」「結ぶ」「貼る」「ハサミ切り」「ちぎる」を丁寧に行えるように、指導してまいります。

《内容》　
　・春の季節を意識した作品作り
　（鳥、あおむし、クローバー）

　入試において重視されている行動観察及び口頭試問の講座です。行動観察の課題では「他者のお話をしっかりと聞く」「決められたルールを守る」「コミュニケーションをとり、相談・協力をする」といったポイントがチェックされています。
　どのような行動・発言が合否を分けていくのか、そのためにはどこに着目したらよいのか、この講座でしっかりと指導いたします。集団ゲーム、集団製作等の課題に取り組みながら今の時期から必要な事を身につけていきます。
　口頭試問では各学校で出題方法が異なりますが、ポイントとなってくる部分は共通しているものが多くあります。
「他のお友達が居る状況でも恥ずかしがらずにお話ができるか」「先生と一対一でもしっかりと自分の考えを伝えられるか」「きれいな姿勢で丁寧に受け答えが出来るか」の点について、自然にできるよう、指導いたします。
　複数での口頭試問、個別口頭試問、実際に出題された内容をもとに様々なケースで練習を行います。

　筑波大学付属小学校で毎年出題されている「くま歩き」をはじめ、国立小で出題されている指示運動、指示行動に特化した講座です。
　それぞれ他の受験生と差をつける大きなポイントがあります。運動課題では運動能力だけを見るのではなく、決められたルールを守れるか、お話をしっかりと聞き、指示通りに行うことができるか、と言ったことが重視されています。
　実際の場面でも、自信をもって取り組めるよう、ポイントを押さえながら取り組みます。

《内容》
　・くま歩き　
　・指示運動（手足の協応を含む）
　・指示行動（的当て等）