新年長児講座

　年長クラスになり、基礎から応用問題へと過去問題に挑戦するための力をつけていきたい時期です。「学習」「制作と手先の巧緻性」「行動観察」「口頭試問」等、入試で求められる課題を２日間かけて総合的に行います。　

・学習
　領域ごとに２日に分けて、未測量（シーソー）、位置表象（四方観察）、数（一対一対応）、図形（線対称）、言語(話の内容理解・お話づくり）、記憶、社会的常識、運筆を行います。
・制作と手先の巧緻性
　基礎となる「ハサミ切り」「ちぎり」「ひも結び」を確認しながら、指示を聞き取って作業をし、作品を作り上げます。
・行動観察
　ルールを守る事、友達との関わり方を意識して行います。
・口頭試問
　質問に丁寧に答えられるよう指導します。

　本講座では、筑波小対策として「話の内容理解」「図形・位置表象」などの学習課題に取り組み、口頭試問にも対応できる力を養います。長文の聞き取りでは、登場人物や行動、季節などを的確に把握し、設問に正しく答えられる力を育成、図形分野では基礎を固めながら、応用問題にも対応できる力を養います。各回ごとに明確なテーマを設定し、段階的に学習を進めることで、確実な力を身に着け、本番で自信を持って解答できるよう指導します。

各回のテーマ（重点的に学習する内容）

4月：「重ね図形」「図形構成」
　　　図形を組み合わせる力や図形の重なりの関係性を正しく理解する力を育成
5月：「線対称」「回転」
　　　図形の対称性や回転の仕組みを理解し、空間認識能力を高める
　本講座を通じて、考査で求められる高度な思考力と応用力を着実に身につけていきましょう。

　個別形式で行われる考査では、高い言語力が求められます。先生の話を正しく聞き取り、自分で考え、それを的確に伝える力が重要です。そのためには、語彙力を養い、自ら考え表現する力を育てることが欠かせません。
　本講座では、具体物を使った学習を通じて、操作・理解・言語化のトレーニングを行います。考査で問われる「どうしてそう思ったのか」を自分の言葉で伝えられるよう指導し、表現力の向上を目指します。
　本講座を通じて、個別考査に必要な「聞く・考える・伝える」力を着実に伸ばしていきましょう。

《内容》
　・長さくらべ（比較の理解と言語化）
　・シーソー（バランス
　・関係性の理解）
　・お話づくり（創造力・構成力）
　・口頭試問（表現力）

　この講座は「指示を正しく聞き取り、自分の考えを表現する力」を養うことを目的としています。考査に向けて、具体物を活用した学習から理解を深めながら、自分の考えを整理し的確に伝えるトレーニングを行います。
　また、自由制作では、決められたテーマのもと、用意された材料を工夫しながら活用し、自分なりのアイデアで作品を作り上げる力を育みます。創造的な発想を促し、表現力を伸ばせるようサポートしていきます。
　各作業のトレーニングを通じて、指示を理解する力・表現する力を高めるとともに、自ら考え工夫する姿勢を大切に指導してまいります。
　
《内容》
　・個別テスト対策
　・お話作り
　・天秤　
　・数の操作
　・常識問題
　・自由制作と発表

　ペーパー、個別口頭試問、巧緻性課題など過去の考査で出題された課題を一連の流れで行う対策講座です。
　各課題に集中して取り組むこと、課題間の切り替えを素早く行うことなどを指導いたします。

《内容》
　・話の内容理解
　・三角パズル
　・運筆
　・個別口頭試問　
　・巧緻性課題　等

　入試で求められる「学習」「運動」「行動観察」「発表力」のこの時期に理解しておきたいところを中心に行います。学習だけでなく、指示をしっかり聞いて行動する、恥ずかしがらずにインタビューに答えられるよう指導します。

《(1)内容》 　・ペーパー（話の内容理解・言語・数・線対称・運筆） 　・運動　
　・インタビュー
　・行動観察（集団活動）

《(2)内容》 　・ペーパー（話の内容理解・言語・数・法則性の理解） 　・運動
　・インタビュー
　・行動観察（集団活動）

　小金井小・大泉小の合格を目指し、受験準備を開始しましょう。年長に進級。子ども達はどんなことにも挑戦する気持ちでいっぱいです。そしてこの春の頑張りが、その後の大きな成長に繋がるはずです。
　
・学力５領域 　（量・位置表象・数・図形・言語）＋常識（社会的・理科的）特に重要視されている「数・ 図形」の問題を、基本からしっかりトレーニングすることで、ゆるぎない自信をつけましょう。 　
・指示制作・手先の巧緻性　 　入試で問われる制作課題への対策として今回は、いろいろな紐、短冊を繋ぐ、結ぶ活動に挑戦してもらいます。 　
・運動、行動観察　 　順番を待つ、姿勢、返事、準備、試技、さらに集団活動の協力、分担をしっかり練習します。 　 ※内容は(1)と(2)で異なります

　基本的な「切る」「塗る」「ちぎる」「貼る」「結ぶ」「まるめる」を丁寧に行い、制作工程の説明を最後まで聞いてから作り始める形式で課題に挑戦します。 　筑波・お茶の水で使用されてる粘土・セロハンテープ・ハサミの使い方も指導してまいります。

《(1)内容》
　・鳥
　・芋虫
　・折り紙を指示通りに折る

《(2) 内容》
　・春のお弁当作り（粘土やお花紙等、様々な素材を使用）

　筑波やお茶の水の制作課題の中で「絵を描く」ことが含まれることがあります。過去の筑波入試でも、口頭試問を待つ間に絵画の課題が出題されました。 　絵を描くことの楽しさを感じながら、お話を聞き取り、指示されたものを描くことができるよう指導します。

《内容》
　・お話の絵画化　
　・課題画
　・集団絵画（春をテーマにグループで相談して描く）

　この年齢に必要なリズム感や、先生の指示で行動すること、友達とコミュニケーションを取り、ルールを守りながら集団活動を楽しめるよう導いていきます。

《内容》
　・ケンケン
　・両足跳び
　・ボール運動
　・サーキット運動
　・指示行動（集団ゲーム）

　本講座では、筑波小の考査対策として、毎年出題されるクマ歩きをはじめとする運動課題に取り組みます。正しいフォームの習得からスピードアップまで、段階的に能力を高める指導を行い、本番で自信を持って取り組める力を養います。
　また、筑波小の体操課題ではリズム感・バランス力・瞬発力も重要視されるため、基本動作を確実に身につけ、実践力を強化します。
　4・5月の講座を通じて、基礎を固めながら応用力を高め、考査本番に向けた準備を進めていきましょう。内容はクマ歩きを中心とし、他の運動課題にも取り組みます。

※内容は(1)と(2)で異なります