「教科前基礎教育」として、「未測量・位置表象・数・図形・言語・生活他」の6領域について、年齢に適した経験を意図的に積ませ、事物に積極的に働きかけることによって「論理的思考力」を養う系統立てたカリキュラムです。
各領域の考え方をステージ1から7までのステップに分け、1年間を通して螺旋形にステップアップして徐々に学力を身に付けていくことができるようになっています。
子どもたち自身が自分の手で具体物をさわり、試行錯誤して楽しみながら理解を深めることは、「考える力」を育む上で大変重要なことです。 1時間半の授業の中で、はじめに具体物(教具)を使い、試行錯誤の中で本質的な理解へと導き、最後にペーパーでまとめることによって理解度をチェックし、入試で出題される形式にも対応していきます。
正しく回答できても、言われた通りに作業しているだけかもしれません。 「どうしてそう思うの?」「どうやって解いたの?」といろいろな角度から質問し、子どもたちに自分の言葉で答えさせます。説明させることによって、本当に理解しているか、どんな考え方かを確かめることができるとともに、学んだことに対しての子どもたち自身の認識度はもちろん、表現する力を大きく高めることができます。
授業は親子分離でおこないますが、毎回の授業の後に、授業説明を行います。
授業内容と理解度を記した評価シートをお渡しし、保護者の方にお子様の様子や家庭学習の方法についてお伝えします。ステージ毎に家庭学習用のペーパーを配布し、家庭学習をサポートします。
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未測量
長さ・多さなどの量の学習をすることで、2つ以上のものを比較する方法を学び、順番にしていく「系列化」の考え方を身につけます。 |
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位置表象
上下・前後・左右の場所の表し方を学ぶ中で、空間認識を育てます。 |
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数
生活の中における数の変化をとらえることで、数的感覚を磨きます。 |
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図形
図形の形と大きさを認識し、構成・分割などを通して図形の感覚を養います。 |
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言語
指示を聞き・表現することで日本語の理解を深め、コミュニケーション能力を高めます。 |
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生活他
季節や動植物等、生活の中における物の属性や、物と物との関係性を把握し深めていく「理科的常識」や、社会生活におけるマナーやルールについての「社会的常識」を学習します。 |